「働いていて楽しい」と思ってもらうことが第一

前職の契約期間が切れるとき、地元の九州にUターンして就職という選択もありました。しかし、アルバイトとして働き、かわいがってもらっていた社長から熱意のあるお誘いを受け、そのままこちらに残り、社員として頑張ることになりました。ただアルバイトとして働いていたときと、社員として働くことは全く異なることを痛感！あらゆることを管理調整していかなければならないのですが、特に食材を管理することがホント難しいです。食材の品質管理や在庫管理、消費期限管理…食材ロスは利益減に直結するので、徹底的に減らしていきたいと考えています。特にうちは肉のおいしさがウリなんです。この値段で、こんなにいい肉を食べることができる店はない！断言します。だからリピーターも非常に多いです。
店のスタッフには自分がお客として利用した場合に嫌だと思うことは絶対にしてはダメと言っています。テービルの油汚れ、メニューが油でベタベタしていたら嫌ですものね。ただ、あれもこれもダメとルールでがんじがらめにしてしまうと、それを守ることばかりに気をとられて楽しくない。それではいけないと思っていて、「働いていて楽しい」と思ってもらうことが第一楽しい気持ちがスタッフとお店全体にあふれて、お客様も自然と楽しくなる、のが理想です。
ブラック労働の代表として言われている飲食業界ですがうちは違います。スタッフの目を見てもらえれば、楽しく働いているのが一目瞭然だと思いますね。働く環境がひどいお店はみんな目が死んでいますから（笑）。アルバイト同士の仲がいいので、自分たちの話に夢中になっちゃうこともありますが、話ばかりしていないで、仕事しろ！と叱るのではなく、その楽しさを接客にも活かしてもらうことも大事、と考えています。アルバイトはいろいろな人がいますから、個性をみながら、空気を読みつつ、注意をしすぎず、注意をする、バランスが大事です。営業時間が朝まで、と長いので、しっかり稼ぎたい人は稼ぐことができる環境もあり、その人の目的や理想にあわせた働き方ができるのもうちの魅力だと思います。やる気と気合がある人ならば、超人気店ならではの対応力を間違いなく身につけることができます。飲食店なので、人気がでればでるほど、お客様が入れば入るど厳しい状況に陥りますが強い連携のある職場なので、一人に負担がかかることなく、皆で頑張ってのりきります。